localeコマンド

はじめに こんにちは!今回はlocaleコマンドについて解説します。 localeは、システムのロケール設定を表示・確認するコマンドです。ロケールって何?という人も多いと思いますが、簡単には「言語、地域、文字コード」の設定のこと。「日本語で日付表示したい」「UTF-8で統一したい」というときに重要なんですよ。 多言語対応のシステムやスクリプト開発で、言語・地域設定による問題を解決する際に活躍します。 localeコマンドとは localeは、現在のシステムロケール設定を表示する外部コマンドです。“locale"は「地域、ロケール」という意味ですね。 言語、国、文字コード、時間形式、通貨単位など、地域化に関連するさまざまな設定が含まれています。トラブルシューティングやシステム設定の確認に重要です。 基本構文 1 locale [オプション] オプションなしで実行すると、現在のロケール設定をすべて表示します。 主なオプション オプション 説明 -a インストール済みのすべてのロケール一覧表示 -m 利用可能なエンコーディング一覧表示 -c ロケール定義を簡潔に表示 使用例 例1: 現在のロケール設定を表示 1 locale 実行結果: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 LANG=en_US.UTF-8 LANGUAGE= LC_CTYPE="en_US.UTF-8" LC_NUMERIC="en_US.UTF-8" LC_TIME="en_US.UTF-8" LC_COLLATE="en_US.UTF-8" LC_MONETARY="en_US.UTF-8" LC_MESSAGES="en_US.UTF-8" LC_PAPER="en_US.UTF-8" LC_NAME="en_US.UTF-8" LC_ADDRESS="en_US.UTF-8" LC_TELEPHONE="en_US.UTF-8" LC_MEASUREMENT="en_US.UTF-8" LC_IDENTIFICATION="en_US.UTF-8" 現在のシステムロケール設定がすべて表示されます。 例2: インストール済みのロケール一覧 1 locale -a 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 317 文字 · 須藤権限

vimdiffコマンド

はじめに こんにちは!今回はvimdiffコマンドについて解説します。 vimdiffは、2つ以上のファイルを並べて比較できるコマンドです。vim エディタの比較機能を使ったもの。「このファイル、何が違うんだろう?」という時に、ビジュアルに差分を確認できます。 プログラム開発やコンフィグ変更時の差分確認に超便利。バージョン管理の前にもよく使いますよ。 vimdiffコマンドとは vimdiffは、複数のファイルをVimエディタで並べて比較表示する外部コマンドです。diffコマンドのテキスト出力と違って、ビジュアルに差分がハイライトされます。 Vimの強力な編集機能を使いながら差分確認ができるので、単なる比較にとどまらず、その場で修正することも可能です。 基本構文 1 vimdiff [オプション] ファイル1 ファイル2 [ファイル3 ファイル4 ...] 複数のファイルを比較することも可能です(最大4個まで推奨)。 主なオプション オプション 説明 -d diffモード(vimdiffと同じ) -R 読み取り専用モード -u vimrc ファイルを指定 +[コマンド] 起動時にVimコマンドを実行 使用例 例1: 2つのファイルを比較 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 cat << 'EOF' > /tmp/file1.txt line 1 line 2 line 3 EOF cat << 'EOF' > /tmp/file2.txt line 1 line 2 modified line 3 line 4 EOF vimdiff /tmp/file1.txt /tmp/file2.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 339 文字 · 須藤権限

calコマンド

はじめに こんにちは!今回はcalコマンドについて解説します。 calは、カレンダーを表示するコマンドです。「今月のカレンダーを見たい」「特定の月の日付を確認したい」という時に便利。terminalから即座にカレンダーを表示できるので、日程調整や日付確認が素早くできます。 シンプルながら、スクリプトで日付計算をする時にも役立つコマンドですよ。 calコマンドとは calは、指定した月のカレンダーを表示する外部コマンドです。“calendar"の略ですね。 オプションなしで実行すると現在の月を表示、月と年を指定すれば任意の日付のカレンダーを表示できます。スクリプトで日付処理をする時の補助ツールとしても活躍します。 基本構文 1 cal [オプション] [月] [年] 引数がない場合は現在の月を表示します。 主なオプション オプション 説明 -1 単一月を表示(デフォルト) -3 前月、現月、翌月の3ヶ月を表示 -m 月曜日を週の最初に表示 -j ユリウス日(通算日数)で表示 -y 年間カレンダーを表示 使用例 例1: 現在の月を表示 1 cal 実行結果: 1 2 3 4 5 6 7 January 2026 Su Mo Tu We Th Fr Sa 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 現在の月(2026年1月)が表示されます。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 572 文字 · 須藤権限

revコマンド

はじめに こんにちは!今回はrevコマンドについて解説します。 revは、行の文字を逆順で表示するコマンドです。tacはファイルの行順を反転させるけど、revは行内の文字を反転させる感じ。「文字列を反転させたい」「テキストを逆向きにしたい」という時に活躍します。 使う頻度は少なめですが、テキスト加工やテスト、データ変換の時に意外と役立つコマンドですよ。 revコマンドとは revは、ファイルの各行を文字単位で逆順に出力する外部コマンドです。“reverse"の略ですね。 各行の最後の文字が最初に表示され、最初の文字が最後に表示されます。つまり「各行を左右反転する」ようなイメージです。 基本構文 1 rev [オプション] [ファイル名] ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -h ヘルプを表示 -V バージョンを表示 revはシンプルで、オプションはほぼありません。 使用例 例1: 基本的な使い方 1 echo "Hello World" | rev 実行結果: 1 dlroW olleH 文字が逆順で表示されます。 例2: 複数行を逆順にする 1 echo -e "ABC\nDEF\nGHI" | rev 実行結果: 1 2 3 CBA FED IHG 各行が独立して逆順になります。 例3: ファイルを指定して処理 1 2 3 4 5 6 7 cat << 'EOF' > /tmp/text.txt apple banana cherry EOF rev /tmp/text.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 307 文字 · 須藤権限

tacコマンド

はじめに こんにちは!今回はtacコマンドについて解説します。 tacは、ファイルの行を逆順で表示するコマンドです。“cat"の逆ですね。「ログファイルの最後の方から見たい」「ファイルを逆順にしたい」という時に活躍します。 ログの最新エントリから確認する、ファイルの行順を反転させるなど、意外と役立つコマンドですよ。 tacコマンドとは tacは、ファイルの内容を逆順で出力する外部コマンドです。“tac” = “cat"を逆にした造語ですね。 catがファイルの内容を最初から最後まで表示するのに対して、tacは最後の行から最初の行に向かって表示します。ログファイルの最新部分を素早く確認する時に便利です。 基本構文 1 tac [オプション] [ファイル名] ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -b 区切り文字をセパレータの前に付ける -r REGEXを区切りとして使用 -s セパレータ(区切り文字)を指定 使用例 例1: ファイルを逆順で表示 1 2 3 4 5 6 7 8 9 cat << 'EOF' > /tmp/numbers.txt 1 2 3 4 5 EOF tac /tmp/numbers.txt 実行結果: 1 2 3 4 5 5 4 3 2 1 ファイルが逆順で表示されます。 例2: ログファイルの最後から確認 1 tac /var/log/syslog | head -20 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 410 文字 · 須藤権限

whatisコマンド

はじめに こんにちは!今回はwhatisコマンドについて解説します。 whatisは、コマンドやファイルの簡単な説明を表示するコマンドです。「このコマンド、何をするの?」と思ったときに即座に答えてくれる超便利なやつ。manコマンドで長〜いドキュメントを読むより、さっと概要を知りたい時に活躍します。 調べたいコマンドが何をするのか、ざっと知りたい時に重宝しますよ。 whatisコマンドとは whatisは、コマンドやプログラムの簡潔な説明を表示する外部コマンドです。manデータベースから情報を抽出して表示します。 manコマンドは詳細なドキュメント全体を表示しますが、whatisはその冒頭の一行説明だけを抽出します。つまり「このコマンドが何をするのか」を素早く知ることができるんですね。 基本構文 1 whatis [オプション] [コマンド名 ...] 複数のコマンドを一度に調べることもできます。 主なオプション オプション 説明 -d デバッグ情報を表示 -l 長い説明を表示(manコマンドのように) -r 正規表現で検索 -w ワイルドカード検索 -k キーワード検索(aproposと同じ) 使用例 例1: 基本的な使い方 1 whatis ls 実行結果: 1 ls (1) - list directory contents lsコマンドの説明が一行で表示されます。 例2: 複数のコマンドを調べる 1 whatis grep sed awk 実行結果: 1 2 3 grep (1) - print lines matching a pattern sed (1) - stream editor for filtering and transforming text awk (1) - pattern scanning and processing language 3つのコマンドの説明が表示されます。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 521 文字 · 須藤権限

batchコマンド

はじめに こんにちは!今回はbatchコマンドについて解説します。 batchは、システムの負荷が低いときに自動的にコマンドを実行するコマンドです。atコマンドと違って「今すぐ実行」ではなく「暇な時に実行」という感じ。サーバーの負荷が高い時間帯に重い処理を避けたい時に超便利ですね。 バックアップやデータ分析、ログ処理など、重い処理を夜間に自動実行する際に活躍します。 batchコマンドとは batchは、システムの負荷が低くなったときに一度だけコマンドを実行する外部コマンドです。“batch processing"から来ていますね。 atコマンドとよく似ていますが、実行時刻を指定する代わりに、システムの平均ロードが1.0以下になったときに実行されます。つまり、他のプロセスが少ないタイミングを自動的に判断して実行してくれるんです。 基本構文 1 batch [オプション] 実際には対話形式でコマンドを入力します。通常は以下のように使います: 1 echo "command" | batch または対話形式で: 1 2 3 batch # プロンプトでコマンド入力 # Ctrl+Dで終了 主なオプション オプション 説明 -f ファイルからコマンドを読み込む -m コマンド実行後、メールで通知 -q キュー指定(a-zの優先度) -v 実行予定情報を詳細表示 使用例 例1: 基本的な使い方 1 echo "tar -czf /backup/data.tar.gz /var/data" | batch 実行結果: 1 2 warning: commands will be executed using /bin/sh job 1 at Fri Jan 3 13:25:00 2026 b システムの負荷が低くなったときに自動実行されます。 例2: メール通知付きで実行 1 echo "backup.sh" | batch -m 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 596 文字 · 須藤権限

atコマンド

はじめに こんにちは!今回はatコマンドについて解説します。 atは、指定した時間にコマンドやスクリプトを自動実行するコマンドです。「あの時間に必ずこれを実行したい」という時に超便利。cronは定期実行ですが、atは一度だけの実行に向いているんですよ。 バックアップやデータ処理、報告書の生成など、スケジュール実行したい場面でよく使います。 atコマンドとは atは、指定した日時に一度だけコマンドを実行する外部コマンドです。“at a specific time"の略ですね。 cronと異なり、atは定期実行ではなく、特定の時刻に一度だけタスクを実行します。サーバーの定期メンテナンス、一度だけの大量データ処理、夜間にリポートを生成するなど、単発のスケジュール実行に最適です。 基本構文 1 at [オプション] [時刻指定] 実際には対話形式でコマンドを入力します。通常は以下のように使います: 1 echo "command" | at [時刻指定] または対話形式で: 1 2 3 at [時刻指定] # プロンプトでコマンド入力 # Ctrl+Dで終了 主なオプション オプション 説明 -l スケジュール済みのジョブ一覧表示(atqと同じ) -d ジョブを削除(atrm と同じ) -f ファイルからコマンドを読み込む -m コマンド実行後、メールで通知 -q キュー指定(a-zの優先度) -v 実行予定時刻を詳細表示 使用例 例1: 5分後にコマンドを実行 1 echo "echo 'Hello from at command' >> /tmp/test.log" | at now + 5 minutes 実行結果: 1 2 warning: commands will be executed using /bin/sh job 1 at Fri Jan 3 13:30:00 2026 5分後に自動的にコマンドが実行されます。ジョブID「1」が割り当てられました。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 545 文字 · 須藤権限

stringsコマンド

はじめに こんにちは!今回はstringsコマンドについて解説します。 stringsは、バイナリファイルから印字可能な文字列を抽出するコマンドです。実行ファイルやライブラリファイルに埋め込まれた文字列を確認できます。 セキュリティ調査やプログラム分析で、めっちゃ活躍しますよ。 stringsコマンドとは stringsは、ファイル内にある人間が読める文字列(ASCII文字)を抽出して表示する外部コマンドです。 主な機能: 文字列抽出 - バイナリファイルから読める文字を抽出 最小長指定 - 最小の長さを指定可能 オフセット表示 - ファイル内の位置を表示 複数フォーマット - 異なるエンコーディングに対応 セキュリティ調査 - マルウェアやプログラムの分析 バイナリファイルの内容を簡単に確認できます。 基本構文 1 strings [オプション] ファイル 標準入力からも読み込み可能。 主なオプション オプション 説明 -n 最小長 指定長以上の文字列のみ表示(デフォルト4) -t 形式 オフセット表示形式(o=8進数、x=16進数、d=10進数) -a すべてのセクションをスキャン -e エンコーディング エンコーディング指定(s=ASCII、S=Unicode等) -f ファイル ファイルリストから読み込む - オフセットを表示しない 使用例 例1: 基本的なファイルスキャン 1 strings /bin/ls | head -20 実行結果: 1 2 3 4 5 6 7 8 /lib64/ld-linux-x86-64.so.2 __cxa_finalize libc.so.6 strrchr abort __libc_start_main __gmon_start__ ... 実行ファイルから見つかった文字列を表示。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 363 文字 · 須藤権限

odコマンド

はじめに こんにちは!今回はodコマンドについて解説します。 odは、ファイルやテキストの内容を8進数(octal dump)や16進数、ASCII文字などで表示するコマンドです。バイナリファイルの内容を確認する時に活躍します。 デバッグやファイルの詳細な確認が必要な時に、めっちゃ便利ですよ。 odコマンドとは odは、ファイルの内容をさまざまなフォーマットでダンプ(表示)する外部コマンドです。 主な機能: フォーマット指定 - 8進数、16進数、10進数、ASCII文字など バイナリ表示 - テキストファイル以外も表示可能 オフセット表示 - ファイル内の位置を一緒に表示 複数フォーマット - 複数の形式を同時表示可能 バイト単位制御 - 特定範囲のみ表示 バイナリファイルの内容を詳細に確認できます。 基本構文 1 od [オプション] ファイル 標準入力からも読み込み可能。 主なオプション オプション 説明 -t 形式 出力フォーマット指定(x=16進数、o=8進数、d=10進数、cなど) -A 形式 アドレス表示形式(x=16進数、o=8進数、d=10進数) -N バイト数 最初のN バイトのみ表示 -j オフセット 開始位置をオフセット指定 -v 同じ行の繰り返しも表示 -c ASCII文字表示(昔のフォーマット) -x 16進数表示(昔のフォーマット) 使用例 例1: 基本的なファイル表示(8進数) 1 2 echo "hello" > test.txt od test.txt 実行結果: 1 2 0000000 150 145 154 154 157 012 0000006 デフォルトは8進数。各バイトが8進数で表示されます。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 453 文字 · 須藤権限