kill - プロセスを終了する

はじめに こんにちは!今回はkillコマンドについて解説します。 killはプロセスを終了するコマンドですね。 暴走プログラムの強制停止、不要なプロセスの削除、サービスの再起動など、サーバー運用では欠かせません。ただし強制終了は危険なので、段階的な終了方法を理解することが大切です。 killコマンドとは killは、指定したプロセスを終了するコマンドです。 実際には「プロセスを終了する」というより「プロセスにシグナルを送る」ことで、どのように終了するかを制御できます。段階的な終了(TERM→KILL)で、データ保存やクリーンアップの機会を与えられます。 主な用途: 暴走プロセスの停止 サービスの再起動 バックグラウンドプロセスの管理 基本構文 1 kill [シグナル] PID シグナルを省略するとTERM(終了)が送られます。 主なシグナル シグナル 説明 -15 (TERM) 終了要求(クリーンシャットダウン可能、デフォルト) -9 (KILL) 強制終了(無条件に終了) -1 (HUP) ハングアップ(設定ファイル再読込) -2 (INT) 割り込み(Ctrl+Cと同じ) -3 (QUIT) 終了(コアダンプ作成) -19 (STOP) 一時停止 -18 (CONT) 再開 使用例 例1: 基本的なプロセス終了(推奨) 1 kill 3456 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) プロセスID 3456にTERM シグナルを送ります。プロセスが正常に終了を準備できます。 例2: プロセスを検索して終了 1 kill $(ps aux | grep apache | grep -v grep | awk '{print $2}') 実行結果: 1 (apacheプロセスが終了) grepで検索したプロセスを自動取得して終了します。複数プロセス終了に便利です。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 378 文字 · 須藤権限

tar - ファイル・ディレクトリをアーカイブ化する

はじめに こんにちは!今回はtarコマンドについて解説します。 tarはファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルに圧縮・展開するコマンドです。“tape archive"の略ですね。 バックアップ、ファイル配布、サーバー間でのファイル転送など、実務ではめっちゃよく使うコマンドです。圧縮形式の選択肢も多いので、使い方をしっかり理解しておくと役立ちますよ。 tarコマンドとは tarは、複数のファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルにまとめる外部コマンドです。 単なるアーカイブ化だけでなく、gzipやbzip2などの圧縮ツールと組み合わせることで、圧縮アーカイブを作成できます。Linuxサーバーのバックアップやソフトウェアの配布に欠かせないコマンドです。 主な使い方: ファイルのバックアップ ディレクトリ全体の圧縮・転送 アーカイブの展開・復元 基本構文 1 tar [オプション] ファイル/ディレクトリ 主な操作モード: c:アーカイブを作成(create) x:アーカイブを展開(extract) t:アーカイブの内容を表示(list) 主なオプション オプション 説明 -c アーカイブを作成 -x アーカイブを展開 -t アーカイブの内容を表示 -f ファイル名を指定(ほぼ必須) -v 詳細表示(処理中のファイル表示) -z gzip圧縮を使用(.tar.gz) -j bzip2圧縮を使用(.tar.bz2) -J xz圧縮を使用(.tar.xz) -p 属性(権限・タイムスタンプ)を保持 -C 展開先ディレクトリを指定 圧縮形式の比較 形式 オプション 圧縮率 速度 用途 tar(無圧縮) (なし) 低 最速 単なるアーカイブ化 tar.gz -z 中 速い 汎用的、最も一般的 tar.bz2 -j 高 遅い 高圧縮率が必要な場合 tar.xz -J 最高 最遅 最高圧縮率が必要な場合 使用例 例1: 単純なアーカイブを作成する(圧縮なし) 1 tar -cf archive.tar myproject/ 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 447 文字 · 須藤権限

chown - ファイルの所有者・グループを変更する

はじめに こんにちは!今回はchownコマンドについて解説します。 chownはファイルやディレクトリの所有者(owner)とグループを変更するコマンドです。“change owner"の略ですね。 ファイルの所有者が違うために編集できなかったり、特定のグループに属さないとアクセスできないファイルがあったりしますが、そんな時にchownが活躍します。サーバー運用やシステム管理では必ず出てくるコマンドですよ。 chownコマンドとは chownは、ファイルやディレクトリの所有者およびグループを変更する外部コマンドです。 Linuxではすべてのファイルに所有者とグループが設定されており、アクセス権限や操作権限がこれに基づいて制御されます。ファイルをコピーしたり、別のユーザーから受け取ったりすると、所有者が異なることがあります。そういった時にchownで所有者を変更するわけですね。 chmod(権限変更)と一緒に覚えておくと、ファイルアクセスの全体像が見えてきます。 基本構文 1 chown [オプション] 所有者[:グループ] ファイル/ディレクトリ 所有者の指定方法: 所有者のみ変更:chown newowner file.txt 所有者とグループ:chown newowner:newgroup file.txt グループのみ変更:chown :newgroup file.txt 主なオプション オプション 説明 -R ディレクトリと中身を再帰的に変更 -v 詳細表示(変更内容を表示) -c 変更があった場合のみ表示 -f エラーを無視(force) --reference=FILE 別のファイルの所有者・グループを参考にして設定 ユーザーIDとグループID Linuxでは内部的にユーザーとグループが数値IDで管理されています: 1 2 3 4 5 6 7 8 # 所有者をUID 1000に変更 chown 1000 file.txt # グループをGID 1001に変更 chown :1001 file.txt # ユーザー名の場合(自動的にUIDに変換される) chown alice file.txt 通常はユーザー名・グループ名で指定するほうが分かりやすいです。 使用例 例1: ファイルの所有者を変更する 1 chown alice file.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 407 文字 · 須藤権限

statコマンド - ファイルの詳細情報を表示

statコマンドでファイルの詳細な情報を表示する方法を説明します

2026年1月3日 · 2 分 · 392 文字 · 須藤権限

awkコマンド - テキスト処理とデータ抽出

awkコマンドでテキストの抽出、加工、集計を行う方法を説明します

2026年1月2日 · 4 分 · 741 文字 · 須藤権限

chmod - ファイルの権限を変更する

はじめに こんにちは!今回はchmodコマンドについて解説します。 chmodはファイルやディレクトリのアクセス権限(パーミッション)を変更するコマンドです。「読む」「書く」「実行する」の権限を、所有者・グループ・その他のユーザーに対して設定します。 セキュリティの基本となるコマンドで、Linuxを使う上では絶対に押さえておきたいですね。権限設定がないと、大事なファイルが誰からでも見られてしまったり、修正されてしまったりするので要注意です。 chmodコマンドとは chmodは、ファイルやディレクトリのアクセス権限を変更する外部コマンドです。“change mode"の略ですね。 Linuxではすべてのファイルに権限が設定されており、誰がそのファイルに対して「読む・書く・実行する」ができるかが決まっています。この権限を変更したい時にchmodを使います。 権限の設定方法は2つあります: 数字モード(オクタル記法):chmod 755 file.txt のように数字で指定 シンボルモード:chmod u+x file.txt のように文字で指定 基本構文 1 chmod [オプション] モード ファイル/ディレクトリ モードの指定方法: 数字モード:chmod 755 file.txt(推奨) シンボルモード:chmod u+rwx file.txt 主なオプション オプション 説明 -R ディレクトリと中身を再帰的に変更 -v 詳細表示(変更内容を表示) -c 変更があった場合のみ表示 --reference=FILE 別のファイルの権限を参考にして設定 数字モード(オクタル記法)の理解 権限は3桁の数字で表します: 1 2 3 4 5 chmod 755 file.txt ↑↑↑ │└─ その他のユーザーの権限 └── グループの権限 所有者の権限 各桁の説明: 1番目(所有者):ファイルの所有者 2番目(グループ):ファイルが属するグループ 3番目(その他):その他すべてのユーザー 各権限の数値: 4(r):読む(read) 2(w):書く(write) 1(x):実行する(execute) 組み合わせ例: ...

2026年1月2日 · 2 分 · 406 文字 · 須藤権限

shiftコマンド - 位置パラメータをシフトする

shiftコマンドで位置パラメータをシフトし、複数の引数を処理する方法を説明します

2026年1月2日 · 5 分 · 1032 文字 · 須藤権限

setコマンド - シェルオプションと位置パラメータを設定する

setコマンドでシェルの動作を制御し、スクリプトを安全に実行する方法を説明します

2026年1月2日 · 4 分 · 650 文字 · 須藤権限

declareコマンド - 変数の属性を設定する

declareコマンドで変数の型や属性を設定・管理する方法を説明します

2026年1月2日 · 3 分 · 591 文字 · 須藤権限

sedコマンド - テキストを置換・編集する

sedコマンドでテキストの置換や編集を行う方法を説明します

2025年10月26日 · 3 分 · 559 文字 · 須藤権限