halt - システムをシャットダウンする

はじめに こんにちは!今回はhaltコマンドについて解説します。 haltはLinuxシステムをシャットダウンするコマンドです。“停止する"という意味ですね。 サーバーのメンテナンス、電源を落とす時、スケジュール起動など、システム管理者なら知っておきたいコマンドです。似たようなコマンド(reboot、poweroff、shutdown)もあるので、使い分けを理解することが大切ですよ。 haltコマンドとは haltは、Linuxシステムをシャットダウンする外部コマンドです。 実際には、initプロセスに対してシステムを停止させるシグナルを送ることで、安全にシャットダウンを実行します。halt実行後はシステムが停止しますが、電源は自動的には切れません(電源管理対応のシステムでは自動で切れることもあります)。 主な用途: システムの安全なシャットダウン メンテナンス前の停止 定時シャットダウンのスケジューリング 基本構文 1 halt [オプション] オプションなしで実行すると、すぐにシステムをシャットダウンします。 主なオプション オプション 説明 -p シャットダウン後に電源を切る -f ファイルシステムをマウント解除しない(強制) -i シャットダウン時にネットワークインターフェースを止めない -d シャットダウン情報をwtmpに記録しない -n ファイルシステムをシンクしない(危険) --verbose 詳細表示 --help ヘルプを表示 使用例 例1: システムをシャットダウンする 1 sudo halt 実行結果: 1 Halting system... システムをシャットダウンします。シャットダウン完了後、システムは停止状態になります。 例2: シャットダウン後に電源を自動で切る 1 sudo halt -p 実行結果: 1 2 Halting system... (システムが停止して電源が切れる) -pオプションで、シャットダウン後に電源を自動で切ります。APMやACPI対応のシステムで有効です。 例3: 強制的にシャットダウン(ファイルシステム未マウント解除) 1 sudo halt -f 実行結果: 1 Halting system... -fオプションで、ファイルシステムをマウント解除せずに停止します。ファイル破損のリスクがあるため、最終手段です。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 497 文字 · 須藤権限

du - ディレクトリ・ファイルの容量を確認する

はじめに こんにちは!今回はduコマンドについて解説します。 duはディレクトリやファイルの容量を調査するコマンドです。“disk usage"の略ですね。 dfがファイルシステム全体の容量を表示するのに対して、duはディレクトリ単位で詳細に容量を確認できます。「どのディレクトリが容量を圧迫しているのか?」を調べたい時に超便利なコマンドですよ。 duコマンドとは duは、ファイルやディレクトリがディスク上でどれだけの容量を使用しているかを表示する外部コマンドです。 dfはファイルシステム全体を表示するのに対し、duはディレクトリツリーを辿りながら各ディレクトリの容量を表示します。容量が逼迫している時の原因特定に活躍するコマンドです。 主な用途: 容量圧迫の原因調査 ディレクトリごとの容量確認 容量の多いディレクトリを特定 基本構文 1 du [オプション] [ファイル/ディレクトリ] 指定なしで現在のディレクトリ配下を表示します。 主なオプション オプション 説明 -h 人間が読みやすいサイズ表示(K、M、G) -s ディレクトリの合計のみ表示 -a ファイルごとにも表示 -d 指定した深さまで表示 -c 最後に合計を表示 --max-depth ディレクトリの深さを制限 -S サブディレクトリを除いた容量を表示 -x 異なるファイルシステムをスキップ 使用例 例1: 現在のディレクトリ配下の容量を表示 1 du 実行結果: 1 2 3 4 12 ./subdir1 8 ./subdir2/sub2a 16 ./subdir2 36 . 各ディレクトリの容量を512バイトのブロック単位で表示します。ツリー状に表示されます。 例2: 人間が読みやすい形式で表示(推奨) 1 du -h 実行結果: 1 2 3 4 12K ./subdir1 8K ./subdir2/sub2a 16K ./subdir2 36K . -hオプションで容量を自動的にK・M・Gで表示します。最も常用される形式です。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 420 文字 · 須藤権限

kill - プロセスを終了する

はじめに こんにちは!今回はkillコマンドについて解説します。 killはプロセスを終了するコマンドですね。 暴走プログラムの強制停止、不要なプロセスの削除、サービスの再起動など、サーバー運用では欠かせません。ただし強制終了は危険なので、段階的な終了方法を理解することが大切です。 killコマンドとは killは、指定したプロセスを終了するコマンドです。 実際には「プロセスを終了する」というより「プロセスにシグナルを送る」ことで、どのように終了するかを制御できます。段階的な終了(TERM→KILL)で、データ保存やクリーンアップの機会を与えられます。 主な用途: 暴走プロセスの停止 サービスの再起動 バックグラウンドプロセスの管理 基本構文 1 kill [シグナル] PID シグナルを省略するとTERM(終了)が送られます。 主なシグナル シグナル 説明 -15 (TERM) 終了要求(クリーンシャットダウン可能、デフォルト) -9 (KILL) 強制終了(無条件に終了) -1 (HUP) ハングアップ(設定ファイル再読込) -2 (INT) 割り込み(Ctrl+Cと同じ) -3 (QUIT) 終了(コアダンプ作成) -19 (STOP) 一時停止 -18 (CONT) 再開 使用例 例1: 基本的なプロセス終了(推奨) 1 kill 3456 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) プロセスID 3456にTERM シグナルを送ります。プロセスが正常に終了を準備できます。 例2: プロセスを検索して終了 1 kill $(ps aux | grep apache | grep -v grep | awk '{print $2}') 実行結果: 1 (apacheプロセスが終了) grepで検索したプロセスを自動取得して終了します。複数プロセス終了に便利です。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 378 文字 · 須藤権限

ps - 実行中のプロセスを確認する

はじめに こんにちは!今回はpsコマンドについて解説します。 psは実行中のプロセスを表示するコマンドです。“process status"の略ですね。 サーバーで「どのプログラムが動いているのか」「CPUやメモリはどのプロセスが使っているのか」を確認する時に活躍します。トラブル対応やシステム監視に必須のコマンドですよ。 psコマンドとは psは、実行中のプロセス(プログラム)の一覧を表示する外部コマンドです。 プロセスID(PID)、CPU使用率、メモリ使用量、実行ユーザー、コマンド名など、プロセスに関する様々な情報を表示できます。トラブル対応やパフォーマンス監視に欠かせないコマンドです。 主な用途: 実行中のプロセス確認 CPU・メモリ使用量の監視 特定プロセスの情報取得 基本構文 1 ps [オプション] オプションは様々な組み合わせが可能です。 主なオプション オプション 説明 -a すべてのプロセスを表示 -u ユーザー名と共に表示 -x ターミナルなしのプロセスも表示 -e すべてのプロセスを表示 -f 詳細情報を表示 -o 表示項目をカスタマイズ aux 最も一般的な組み合わせ(a+u+x) ef 詳細な全プロセス表示 使用例 例1: 基本的なプロセス表示 1 ps 実行結果: 1 2 3 PID TTY STAT TIME COMMAND 1234 pts/0 Ss 0:00 bash 5678 pts/0 R+ 0:00 ps 現在のシェルおよび関連プロセスを表示します。最小限の情報です。 例2: すべてのプロセスを表示(最も常用) 1 ps aux 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 524 文字 · 須藤権限

df - ディスク使用量を確認する

はじめに こんにちは!今回はdfコマンドについて解説します。 dfはディスク容量の使用状況を確認するコマンドです。“disk free"の略ですね。 サーバー運用では、ディスク容量の監視は超重要です。容量が足りなくなるとシステムが止まったり、ファイルが保存できなくなったりします。dfコマンドで定期的に確認することは、システム管理の基本中の基本ですよ。 dfコマンドとは dfは、マウントされているファイルシステムのディスク使用量を表示する外部コマンドです。 各ファイルシステムについて、総容量・使用済み・利用可能・使用率を表示します。複数のディスク(HDD、SSD)やパーティションが接続されている場合、それぞれの状態を一覧で確認できます。 主な用途: ディスク容量の監視 ファイルシステムの状態確認 容量逼迫の早期発見 基本構文 1 df [オプション] [ファイル/マウントポイント] 指定なしで全ファイルシステムを表示します。 主なオプション オプション 説明 -h 人間が読みやすいサイズ表示(K、M、G) -H 1000進数で表示(K=1000) -B ブロックサイズを指定 -i inode使用状況を表示 -T ファイルシステムタイプを表示 -a 0サイズのファイルシステムも表示 -t 指定したタイプのみ表示 -x 指定したタイプを除外 使用例 例1: ディスク使用量を簡潔に表示 1 df 実行結果: 1 2 3 Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/sda1 20511312 8234567 11276745 43% / tmpfs 16384 12 16372 1% /run 全ファイルシステムのディスク情報を表示します。単位が1024バイト(K)なので、大きなディスクは読みづらいです。 例2: 人間が読みやすい形式で表示(推奨) 1 df -h 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 482 文字 · 須藤権限

tar - ファイル・ディレクトリをアーカイブ化する

はじめに こんにちは!今回はtarコマンドについて解説します。 tarはファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルに圧縮・展開するコマンドです。“tape archive"の略ですね。 バックアップ、ファイル配布、サーバー間でのファイル転送など、実務ではめっちゃよく使うコマンドです。圧縮形式の選択肢も多いので、使い方をしっかり理解しておくと役立ちますよ。 tarコマンドとは tarは、複数のファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルにまとめる外部コマンドです。 単なるアーカイブ化だけでなく、gzipやbzip2などの圧縮ツールと組み合わせることで、圧縮アーカイブを作成できます。Linuxサーバーのバックアップやソフトウェアの配布に欠かせないコマンドです。 主な使い方: ファイルのバックアップ ディレクトリ全体の圧縮・転送 アーカイブの展開・復元 基本構文 1 tar [オプション] ファイル/ディレクトリ 主な操作モード: c:アーカイブを作成(create) x:アーカイブを展開(extract) t:アーカイブの内容を表示(list) 主なオプション オプション 説明 -c アーカイブを作成 -x アーカイブを展開 -t アーカイブの内容を表示 -f ファイル名を指定(ほぼ必須) -v 詳細表示(処理中のファイル表示) -z gzip圧縮を使用(.tar.gz) -j bzip2圧縮を使用(.tar.bz2) -J xz圧縮を使用(.tar.xz) -p 属性(権限・タイムスタンプ)を保持 -C 展開先ディレクトリを指定 圧縮形式の比較 形式 オプション 圧縮率 速度 用途 tar(無圧縮) (なし) 低 最速 単なるアーカイブ化 tar.gz -z 中 速い 汎用的、最も一般的 tar.bz2 -j 高 遅い 高圧縮率が必要な場合 tar.xz -J 最高 最遅 最高圧縮率が必要な場合 使用例 例1: 単純なアーカイブを作成する(圧縮なし) 1 tar -cf archive.tar myproject/ 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 447 文字 · 須藤権限

chown - ファイルの所有者・グループを変更する

はじめに こんにちは!今回はchownコマンドについて解説します。 chownはファイルやディレクトリの所有者(owner)とグループを変更するコマンドです。“change owner"の略ですね。 ファイルの所有者が違うために編集できなかったり、特定のグループに属さないとアクセスできないファイルがあったりしますが、そんな時にchownが活躍します。サーバー運用やシステム管理では必ず出てくるコマンドですよ。 chownコマンドとは chownは、ファイルやディレクトリの所有者およびグループを変更する外部コマンドです。 Linuxではすべてのファイルに所有者とグループが設定されており、アクセス権限や操作権限がこれに基づいて制御されます。ファイルをコピーしたり、別のユーザーから受け取ったりすると、所有者が異なることがあります。そういった時にchownで所有者を変更するわけですね。 chmod(権限変更)と一緒に覚えておくと、ファイルアクセスの全体像が見えてきます。 基本構文 1 chown [オプション] 所有者[:グループ] ファイル/ディレクトリ 所有者の指定方法: 所有者のみ変更:chown newowner file.txt 所有者とグループ:chown newowner:newgroup file.txt グループのみ変更:chown :newgroup file.txt 主なオプション オプション 説明 -R ディレクトリと中身を再帰的に変更 -v 詳細表示(変更内容を表示) -c 変更があった場合のみ表示 -f エラーを無視(force) --reference=FILE 別のファイルの所有者・グループを参考にして設定 ユーザーIDとグループID Linuxでは内部的にユーザーとグループが数値IDで管理されています: 1 2 3 4 5 6 7 8 # 所有者をUID 1000に変更 chown 1000 file.txt # グループをGID 1001に変更 chown :1001 file.txt # ユーザー名の場合(自動的にUIDに変換される) chown alice file.txt 通常はユーザー名・グループ名で指定するほうが分かりやすいです。 使用例 例1: ファイルの所有者を変更する 1 chown alice file.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 407 文字 · 須藤権限

freeコマンド - メモリ使用状況を表示

freeコマンドでメモリ使用状況を表示する方法を説明します

2026年1月3日 · 2 分 · 382 文字 · 須藤権限

whoamiコマンド - 現在のユーザーを表示

whoamiコマンドで現在のユーザー名を表示する方法を説明します

2026年1月3日 · 2 分 · 249 文字 · 須藤権限

unameコマンド - システム情報を表示する

unameコマンドでシステム情報を表示する方法を説明します

2026年1月3日 · 2 分 · 303 文字 · 須藤権限