printfコマンド

はじめに こんにちは!今回はprintfコマンドについて解説します。 printfは、フォーマットを指定して出力するコマンドです。C言語のprintfと同じような機能を持っていて、めっちゃ便利ですよ。 echoよりも柔軟な出力ができるので、スクリプトやログ出力で活躍します。 printfコマンドとは printfは、指定されたフォーマット文字列に従って、整形されたテキストを出力する組み込みコマンドです。 主な特徴: フォーマット指定 - %d(整数)、%s(文字列)、%f(浮動小数点数)など エスケープシーケンス対応 - \n(改行)、\t(タブ)など パディング・精度制御 - 桁数や小数点以下の桁数を指定可能 複数引数対応 - 複数の値を一度にフォーマット出力 echoと違って改行を自動で入れないので、より細かい制御ができます。 基本構文 1 printf フォーマット文字列 [引数1] [引数2] ... フォーマット文字列に%で始まる形式指定子を含めます。 主なオプション フォーマット 説明 %s 文字列 %d 整数(10進数) %x 16進数(小文字) %X 16進数(大文字) %f 浮動小数点数 %e 指数表記 %c 1文字 %% リテラルな% パディング・精度: 形式 説明 %5s 5文字分の幅で右寄せ %-5s 5文字分の幅で左寄せ %05d 5桁の整数(0パディング) %.2f 小数点以下2桁 使用例 例1: 基本的な文字列出力 1 printf "Hello, World!\n" 実行結果: 1 Hello, World! 最もシンプルな使い方。\nで改行します。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 350 文字 · 須藤権限

envコマンド

はじめに こんにちは!今回はenvコマンドについて解説します。 envは環境変数を表示・設定・実行するコマンドです。シェルの環境変数を確認したり、特定の環境変数を設定した状態でプログラムを実行したりできます。 環境設定って、何かやることが多いんですが、このコマンドで簡単に管理できますよ。 envコマンドとは envは、環境変数を操作・表示する外部コマンドです。 主な使い方は3つあります: 環境変数をすべて表示 - 現在の環境に設定されている変数を一覧表示 環境変数を設定して実行 - 特定の環境変数を設定した状態でプログラムを実行 環境変数をクリアして実行 - 環境変数をすべてクリアした状態でプログラムを実行 使い道が多くて、実務的に活躍するコマンドです。 基本構文 1 env [オプション] [変数=値] [コマンド] 変数を設定しない場合は、現在の環境変数をすべて表示します。 主なオプション オプション 説明 -i 環境をクリア(新しい環境変数を指定しない限り) -u 変数名 指定した環境変数を削除 -0 NUL文字で出力を区切る --ignore-environment 環境をクリア(-iと同じ) --unset=変数名 指定した環境変数を削除 使用例 例1: 環境変数をすべて表示 1 env 実行結果: 1 2 3 4 5 6 PATH=/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin HOME=/home/user USER=user SHELL=/bin/bash LANG=ja_JP.UTF-8 ...(多数の環境変数が表示される) 現在設定されているすべての環境変数を表示します。 例2: 特定の環境変数を確認 1 env | grep PATH 実行結果: 1 PATH=/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin grepと組み合わせて、特定の環境変数だけを確認できます。 例3: 環境変数を設定してコマンドを実行 1 env VAR1=hello VAR2=world printenv 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 255 文字 · 須藤権限

waitコマンド

はじめに こんにちは!今回はwaitコマンドについて解説します。 waitは、バックグラウンドジョブが完了するまで待つコマンドです。複数のタスクを並列実行して、すべての完了を待つ必要がある時に便利ですね。 シェルスクリプトで複数の処理を同時実行して、完了を確認したい時には欠かせませんよ! waitコマンドとは waitは、シェルに組み込まれたコマンドで、指定したバックグラウンドプロセスが終了するまで待機します。 複数のプロセスを並列実行する時、すべてが完了するまで次の処理に進みたくない場合があります。そんな時にwaitを使うと、指定したプロセスの終了を待ってから処理を続行できます。 シェルスクリプトでの並列処理制御に重宝します。 基本構文 1 wait [プロセスID または ジョブID] プロセスID/ジョブID指定しない場合、すべてのバックグラウンドプロセスの終了を待つ 複数指定可能 主なオプション オプション 説明 なし すべてのバックグラウンドプロセス待機 PID 特定のプロセスID待機 %n 特定のジョブID待機 -n 次のプロセス完了まで待機(新しいバージョン) -p PID 特定のプロセスのみ待機(新しいバージョン) 使用例 例1: すべてのバックグラウンドジョブを待つ 1 2 3 4 sleep 100 & sleep 200 & wait echo "All tasks completed" 実行結果: 1 All tasks completed すべてのバックグラウンドプロセスが終了するまで待ちます。 例2: 特定のプロセスを待つ 1 2 3 4 5 sleep 100 & PID=$! sleep 50 wait $PID echo "Process $PID completed" 実行結果: 1 Process 12345 completed 特定のプロセスIDの終了を待ちます。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 525 文字 · 須藤権限

disownコマンド

はじめに こんにちは!今回はdisownコマンドについて解説します。 disownは、バックグラウンドジョブをシェルの管理外にするコマンドです。nohupの代わりに使うことで、ターミナルを閉じた後もプロセスを実行し続けることができます。 シェルの組み込みコマンドなので、nohupよりも軽量で、すでに実行しているプロセスに対して使えるのが便利ですね! disownコマンドとは disownは、シェルに組み込まれたコマンドで、バックグラウンドジョブをシェルの管理から外します。 通常、バックグラウンドで実行しているジョブは、ターミナルを閉じるとシェルから終了シグナルを受け取って、プロセスも終了してしまいます。しかし、disownでジョブをシェルから切り離すと、ターミナルを閉じてもプロセスは実行を続けます。 すでに実行中のプロセスに対して使えるので、計画外のバックグラウンド実行にも対応できます。 基本構文 1 disown [ジョブID] ジョブIDを指定しなければ、すべてのバックグラウンドジョブを切り離します ジョブID形式: %1, %2 など 主なオプション オプション 説明 なし すべてのバックグラウンドジョブを切り離す %n ジョブIDを指定して切り離す -a すべてのジョブを切り離す -r 実行中のジョブのみ切り離す 使用例 例1: 実行中のジョブを切り離す 1 2 sleep 1000 & disown %1 実行結果: 1 [1] 12345 ジョブをシェルの管理外に移します。 例2: すべてのジョブを切り離す 1 2 3 sleep 100 & sleep 200 & disown -a 実行結果: 1 2 [1] 12345 [2] 12346 すべてのバックグラウンドジョブを一括で切り離します。 例3: 切り離したジョブをjobsで確認 1 2 3 sleep 1000 & disown %1 jobs 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 387 文字 · 須藤権限

jobsコマンド

はじめに こんにちは!今回はjobsコマンドについて解説します。 jobsは現在のシェルで実行中のバックグラウンドジョブを表示するコマンドです。複数のプロセスを同時に実行する時に、どのジョブが動いているのか確認するのに使います。 シェルの組み込みコマンドなので、シェルスクリプトでもよく使われます。バックグラウンド処理を管理する時には欠かせませんね! jobsコマンドとは jobsは、シェルに組み込まれたコマンドで、現在のシェルセッションで実行中または停止中のバックグラウンドジョブを表示します。 Linuxでは、コマンドを「&」でバックグラウンド実行できます。そうすると、複数のプロセスが同時に動作しますが、どのプロセスがどのジョブなのか、どのジョブが完了したのか確認するのがjobsコマンドの役割です。 フォアグラウンドとバックグラウンドの切り替えに使うfg、bgコマンドとセットで使うことが多いですね。 基本構文 1 jobs [オプション] [jobspec] jobspec: ジョブID(オプション) 指定しなければ、すべてのジョブを表示 主なオプション オプション 説明 -l プロセスIDも一緒に表示 -n 状態が変わったジョブのみ表示 -p プロセスIDのみ表示 -r 実行中のジョブのみ表示 -s 停止中のジョブのみ表示 -x 指定したコマンドを実行し、ジョブのプロセスIDに置き換える 使用例 例1: 実行中のジョブを表示 1 2 3 sleep 100 & sleep 200 & jobs 実行結果: 1 2 [1]+ Running sleep 100 & [2]- Running sleep 200 & バックグラウンドで実行中のジョブが表示されます。 例2: ジョブIDとプロセスIDを表示 1 jobs -l 実行結果: 1 2 [1] 12345 Running sleep 100 & [2] 12346 Running sleep 200 & -lオプションでプロセスID(PID)も表示します。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 344 文字 · 須藤権限