Gunzip - ファイルを解凍する

はじめに こんにちは!今回はgunzipコマンドについて解説します。 gunzipはgzipで圧縮されたファイルを解凍するコマンドです。バックアップファイルを取り出したり、ダウンロードしたファイルを使ったり、毎日使う超基本的なコマンドですね。 「ファイルを元に戻す」って感じです。gzipの逆バージョンって覚えると簡単です。 gunzipコマンドとは gunzipは、.gzファイルを解凍して元のファイルに戻す外部コマンドです。“GNU unzip"ですね。 gzip -dと同じ機能で、どちらでも解凍できます。実はgunzipはgzipの別名みたいなもので、内部的には同じプログラムが動いています。デフォルトでは圧縮ファイルは削除されて、元のファイルだけが残ります。 基本構文 1 gunzip [オプション] ファイル名.gz 圧縮ファイルを解凍します。デフォルトでは元の圧縮ファイルは削除されて、解凍されたファイルだけが残ります。 主なオプション オプション 説明 -c 解凍結果を標準出力に出力(元ファイルを保持) -d gzip -dと同じ(gunzipはデフォルト) -k 解凍後も圧縮ファイルを保持(keep) -v 詳細表示(verbose) -r ディレクトリを再帰的に解凍 -f 確認なしで上書き -l 圧縮ファイルの情報を表示 -t 圧縮ファイルをテスト(チェック) 使用例 例1: 基本的なファイル解凍 1 gunzip file.txt.gz 実行結果: 1 (コマンド成功時は何も表示されない) file.txt.gzを解凍してfile.txtを作ります。元の圧縮ファイルは削除されます。 例2: 圧縮ファイルを保持して解凍 1 gunzip -c file.txt.gz > file.txt 実行結果: 1 (何も表示されない) -cオプションで標準出力に出力して、リダイレクトで保存します。元のfile.txt.gzは残ります。 例3: -kオプションで圧縮ファイルを保持(簡単) 1 gunzip -k file.txt.gz 実行結果: 1 (何も表示されない) -k(keep)オプションで圧縮ファイルを残したまま解凍できます。バックアップを確保したい時に便利。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 322 文字 · 須藤権限

Gzip - ファイルを圧縮する

はじめに こんにちは!今回はgzipコマンドについて解説します。 gzipはファイルを圧縮するコマンドです。tarとの組み合わせでバックアップを作ったり、ログファイルを圧縮したり、ダウンロードファイルを小さくしたり、毎日使う超基本的なコマンドですね。 「ファイルを小さくする」って感じです。ホントよく使います。 gzipコマンドとは gzipは、ファイルを高圧縮率で圧縮する外部コマンドです。“GNU zip"の略ですね。 Linuxで最も一般的な圧縮形式の一つで、.gzファイルを作ります。tarと組み合わせて.tar.gzファイルも作られています。元のファイルは削除され、圧縮ファイルに置き換わります。 基本構文 1 gzip [オプション] ファイル名 ファイルを圧縮します。デフォルトでは元のファイルは削除されて、.gz拡張子の圧縮ファイルだけが残ります。 主なオプション オプション 説明 -c 圧縮結果を標準出力に出力(元ファイルを保持) -d 解凍(gunzipと同じ) -k 圧縮後も元ファイルを保持(keep) -v 詳細表示(verbose) -1 ~ -9 圧縮レベル(1=低, 9=高) -r ディレクトリを再帰的に圧縮 -f 確認なしで上書き -t 圧縮ファイルをテスト(チェック) 使用例 例1: 基本的なファイル圧縮 1 gzip file.txt 実行結果: 1 (コマンド成功時は何も表示されない) file.txtを圧縮してfile.txt.gzを作ります。元のファイルは削除されます。 例2: 元ファイルを保持して圧縮 1 gzip -c file.txt > file.txt.gz 実行結果: 1 (何も表示されない) -cオプションで標準出力に出力して、リダイレクトで保存します。元のfile.txtは残ります。 例3: -kオプションで元ファイルを保持(簡単) 1 gzip -k file.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 312 文字 · 須藤権限

readlinkコマンド

はじめに こんにちは!今回はreadlinkコマンドについて解説します。 readlinkはシンボリックリンクがどのファイルを指しているか確認するコマンドです。リンクの実態を追いかけるときに便利ですね。 「このショートカット、実際にはどこのファイル?」みたいなときに使うコマンドです。 readlinkコマンドとは readlinkは、シンボリックリンクが指し示す実体ファイルのパスを表示する外部コマンドです。 Linuxではシンボリックリンク(ショートカットのようなもの)がよく使われます。readlinkでそのリンクの実体を確認できます。絶対パスに変換する-fオプションも便利ですね。 基本構文 1 readlink [オプション] ファイルまたはディレクトリ リンクの実体パスを表示します。 主なオプション オプション 説明 -f すべてのシンボリックリンクを解決して絶対パスを表示 -e -fと同様(リンク先が存在する必要あり) -m リンク先が存在しなくても絶対パスを表示 -n 改行を出力しない -v 詳細表示 使用例 例1: 基本的なreadlink 1 readlink /usr/bin/python 実行結果: 1 python3 /usr/bin/pythonというリンクがpython3を指していることが分かります。 例2: 絶対パスで表示 1 readlink -f /usr/bin/python 実行結果: 1 /usr/bin/python3.9 -fオプションで、すべてのリンクを解決して絶対パスを表示。実際のバイナリファイルのパスが分かります。 例3: リンク先の確認 1 readlink /etc/localtime 実行結果: 1 ../usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo タイムゾーン設定へのリンク。どのタイムゾーンに設定されているか分かります。 例4: 存在しないリンク先も表示 1 readlink -m /tmp/mylink 実行結果: 1 /tmp/mylink リンク先が存在しない場合でも、絶対パスを構築して表示します。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 216 文字 · 須藤権限

lzcatコマンド

はじめに こんにちは!今回はlzcatコマンドについて解説します。 lzcatは.xz形式の圧縮ファイルを解凍して表示するコマンドです。gzipやbzip2より高い圧縮率で圧縮された大きなファイルを扱うときに活躍します。 圧縮ファイルをそのまま表示できるので、一時的なファイル作成が不要。サーバーの容量が限られた環境で便利です。 lzcatコマンドとは lzcatは、.xz形式(LZMA2圧縮)のファイルを解凍しながら表示する外部コマンドです。標準出力に解凍内容を出力するため、パイプと組み合わせやすいですね。 .xz形式はgzipやbzip2より高い圧縮率を実現。特に大規模データの配布やアーカイブに使われています。 基本構文 1 lzcat [ファイル名...] 標準入力からのデータも受け取れます。 主なオプション オプション 説明 -v 詳細表示 -q 警告メッセージを抑制 -k 元ファイルを保持 -t ファイルをテスト 使用例 例1: 圧縮ファイルを表示 1 lzcat archive.tar.xz 実行結果: 1 (tar圧縮ファイルの内容が表示される) 圧縮ファイルを自動的に解凍して表示。 例2: ファイルの内容を確認 1 lzcat logfile.xz | head -20 実行結果: 1 最初の20行が表示される 大きなログを解凍して先頭だけ確認。 例3: 圧縮されたテキストを検索 1 lzcat document.xz | grep "keyword" 実行結果: 1 keywordを含む行が表示される 解凍せずにファイル内を検索。 例4: 圧縮ファイルを別ファイルに解凍 1 lzcat archive.tar.xz > archive.tar 実行結果: 1 (archive.tarが作成される) 標準出力をリダイレクトして解凍。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 258 文字 · 須藤権限

lnコマンド

はじめに こんにちは!今回はlnコマンドについて解説します。 lnはハードリンク・シンボリックリンク(シムリンク)を作成するコマンドです。ファイルへのショートカットを作ったり、複数の場所から同じファイルにアクセスしたりできます。 基本的だけど、理解する必要があるコマンド。リンク機構が分かるとLinuxがより深く理解できます。 lnコマンドとは lnは、ファイルやディレクトリへのリンクを作成する外部コマンドです。Linuxのファイルシステムではリンクが重要な仕組みです。 ハードリンク(同じファイルへの複数の参照)とシンボリックリンク(ショートカット)の2種類があります。それぞれ異なる特性を持っています。 基本構文 1 ln [オプション] リンク元ファイル リンク先 デフォルトはハードリンク。シンボリックリンクには-sオプションを指定。 主なオプション オプション 説明 -s シンボリックリンクを作成 -i 上書き前に確認 -f 既存ファイルを上書き -v 詳細表示 -d ハードリンク(特殊) -b バックアップを作成 使用例 例1: ハードリンクを作成 1 ln file.txt link_to_file.txt 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) ハードリンクで別の名前から同じファイルにアクセス。 例2: シンボリックリンクを作成 1 ln -s /var/log/syslog ~/syslog_link 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) ショートカットのような存在。元ファイルが削除されるとリンク切れに。 例3: ディレクトリへのシンボリックリンク 1 ln -s /home/user/projects ~/projects 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) ディレクトリへのシンボリックリンク作成。 例4: 詳細表示で作成 1 ln -sv sourcefile newfile 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 272 文字 · 須藤権限

chgrp - ファイル・ディレクトリのグループを変更する

はじめに こんにちは!今回はchgrpコマンドについて解説します。 chgrpはファイルやディレクトリのグループ所有権を変更するコマンドです。“change group"の略ですね。 Linuxではファイルに所有者とグループが設定されていて、アクセス権限はこの両者に基づいて決定されます。chgrpを使うことで、複数のユーザーがまとめてファイルにアクセスできるようにできます。チーム開発やプロジェクト管理では欠かせないコマンドですよ。 chgrpコマンドとは chgrpは、ファイルやディレクトリの所属グループを変更する外部コマンドです。 chmodが権限(読み書き実行)を変更し、chownが所有者を変更するのに対して、chgrpはファイルの「グループ」部分のみを変更します。複数ユーザーでの共有ファイル管理、プロジェクトディレクトリの権限設定で活躍します。 主な用途: ファイルのグループ所有権を変更 ディレクトリをチーム所有にする グループベースのアクセス制御 基本構文 1 chgrp [オプション] グループ ファイル/ディレクトリ グループには、グループ名またはグループID(GID)を指定します。 主なオプション オプション 説明 -R ディレクトリを再帰的に変更 -r -Rと同じ(古いシステムの互換性) -f エラーメッセージを抑制 -c 変更されたファイルのみ表示 -v 詳細表示(verbose) --reference=FILE 別ファイルと同じグループに変更 使用例 例1: 基本的なグループ変更 1 chgrp developers myfile.txt 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) myfile.txtのグループをdevelopersに変更します。最もシンプルな使い方です。 例2: グループIDで指定 1 chgrp 1001 myfile.txt 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) グループIDで直接指定する方法です。グループ名が不明な場合に便利です。 例3: ディレクトリを再帰的に変更 1 chgrp -R project /var/www/myproject 実行結果: 1 (成功時は何も表示されない) -Rオプションで、ディレクトリ配下のすべてのファイル・ディレクトリをまとめて変更します。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 432 文字 · 須藤権限

tar - ファイル・ディレクトリをアーカイブ化する

はじめに こんにちは!今回はtarコマンドについて解説します。 tarはファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルに圧縮・展開するコマンドです。“tape archive"の略ですね。 バックアップ、ファイル配布、サーバー間でのファイル転送など、実務ではめっちゃよく使うコマンドです。圧縮形式の選択肢も多いので、使い方をしっかり理解しておくと役立ちますよ。 tarコマンドとは tarは、複数のファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルにまとめる外部コマンドです。 単なるアーカイブ化だけでなく、gzipやbzip2などの圧縮ツールと組み合わせることで、圧縮アーカイブを作成できます。Linuxサーバーのバックアップやソフトウェアの配布に欠かせないコマンドです。 主な使い方: ファイルのバックアップ ディレクトリ全体の圧縮・転送 アーカイブの展開・復元 基本構文 1 tar [オプション] ファイル/ディレクトリ 主な操作モード: c:アーカイブを作成(create) x:アーカイブを展開(extract) t:アーカイブの内容を表示(list) 主なオプション オプション 説明 -c アーカイブを作成 -x アーカイブを展開 -t アーカイブの内容を表示 -f ファイル名を指定(ほぼ必須) -v 詳細表示(処理中のファイル表示) -z gzip圧縮を使用(.tar.gz) -j bzip2圧縮を使用(.tar.bz2) -J xz圧縮を使用(.tar.xz) -p 属性(権限・タイムスタンプ)を保持 -C 展開先ディレクトリを指定 圧縮形式の比較 形式 オプション 圧縮率 速度 用途 tar(無圧縮) (なし) 低 最速 単なるアーカイブ化 tar.gz -z 中 速い 汎用的、最も一般的 tar.bz2 -j 高 遅い 高圧縮率が必要な場合 tar.xz -J 最高 最遅 最高圧縮率が必要な場合 使用例 例1: 単純なアーカイブを作成する(圧縮なし) 1 tar -cf archive.tar myproject/ 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 447 文字 · 須藤権限

chown - ファイルの所有者・グループを変更する

はじめに こんにちは!今回はchownコマンドについて解説します。 chownはファイルやディレクトリの所有者(owner)とグループを変更するコマンドです。“change owner"の略ですね。 ファイルの所有者が違うために編集できなかったり、特定のグループに属さないとアクセスできないファイルがあったりしますが、そんな時にchownが活躍します。サーバー運用やシステム管理では必ず出てくるコマンドですよ。 chownコマンドとは chownは、ファイルやディレクトリの所有者およびグループを変更する外部コマンドです。 Linuxではすべてのファイルに所有者とグループが設定されており、アクセス権限や操作権限がこれに基づいて制御されます。ファイルをコピーしたり、別のユーザーから受け取ったりすると、所有者が異なることがあります。そういった時にchownで所有者を変更するわけですね。 chmod(権限変更)と一緒に覚えておくと、ファイルアクセスの全体像が見えてきます。 基本構文 1 chown [オプション] 所有者[:グループ] ファイル/ディレクトリ 所有者の指定方法: 所有者のみ変更:chown newowner file.txt 所有者とグループ:chown newowner:newgroup file.txt グループのみ変更:chown :newgroup file.txt 主なオプション オプション 説明 -R ディレクトリと中身を再帰的に変更 -v 詳細表示(変更内容を表示) -c 変更があった場合のみ表示 -f エラーを無視(force) --reference=FILE 別のファイルの所有者・グループを参考にして設定 ユーザーIDとグループID Linuxでは内部的にユーザーとグループが数値IDで管理されています: 1 2 3 4 5 6 7 8 # 所有者をUID 1000に変更 chown 1000 file.txt # グループをGID 1001に変更 chown :1001 file.txt # ユーザー名の場合(自動的にUIDに変換される) chown alice file.txt 通常はユーザー名・グループ名で指定するほうが分かりやすいです。 使用例 例1: ファイルの所有者を変更する 1 chown alice file.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 407 文字 · 須藤権限

chmod - ファイルの権限を変更する

はじめに こんにちは!今回はchmodコマンドについて解説します。 chmodはファイルやディレクトリのアクセス権限(パーミッション)を変更するコマンドです。「読む」「書く」「実行する」の権限を、所有者・グループ・その他のユーザーに対して設定します。 セキュリティの基本となるコマンドで、Linuxを使う上では絶対に押さえておきたいですね。権限設定がないと、大事なファイルが誰からでも見られてしまったり、修正されてしまったりするので要注意です。 chmodコマンドとは chmodは、ファイルやディレクトリのアクセス権限を変更する外部コマンドです。“change mode"の略ですね。 Linuxではすべてのファイルに権限が設定されており、誰がそのファイルに対して「読む・書く・実行する」ができるかが決まっています。この権限を変更したい時にchmodを使います。 権限の設定方法は2つあります: 数字モード(オクタル記法):chmod 755 file.txt のように数字で指定 シンボルモード:chmod u+x file.txt のように文字で指定 基本構文 1 chmod [オプション] モード ファイル/ディレクトリ モードの指定方法: 数字モード:chmod 755 file.txt(推奨) シンボルモード:chmod u+rwx file.txt 主なオプション オプション 説明 -R ディレクトリと中身を再帰的に変更 -v 詳細表示(変更内容を表示) -c 変更があった場合のみ表示 --reference=FILE 別のファイルの権限を参考にして設定 数字モード(オクタル記法)の理解 権限は3桁の数字で表します: 1 2 3 4 5 chmod 755 file.txt ↑↑↑ │└─ その他のユーザーの権限 └── グループの権限 所有者の権限 各桁の説明: 1番目(所有者):ファイルの所有者 2番目(グループ):ファイルが属するグループ 3番目(その他):その他すべてのユーザー 各権限の数値: 4(r):読む(read) 2(w):書く(write) 1(x):実行する(execute) 組み合わせ例: ...

2026年1月2日 · 2 分 · 406 文字 · 須藤権限