iconvコマンド

はじめに こんにちは!今回はiconvコマンドについて解説します。 iconvは、ファイルの文字コードを別の文字コードに変換するコマンドです。「このファイル、Shift-JISなのに UTF-8 で処理したい」「文字化けが発生している」という時に活躍。 古いシステムとの連携、国際化対応、文字化け問題の解決など、多言語環境では必須のコマンドですよ。 iconvコマンドとは iconvは、ファイルの文字コード(エンコーディング)を別の文字コードに変換する外部コマンドです。“iconv” = “input/output conversion"の略ですね。 Shift-JIS、EUC-JP、UTF-8など、異なるエンコーディング間での変換を効率的に実行できます。スクリプト処理やシステム統合で活躍します。 基本構文 1 iconv [オプション] [ファイル] ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -f 入力の文字コード指定 -t 出力の文字コード指定 -l サポートする文字コード一覧 -o 出力ファイル指定 -c 変換不可文字を削除 使用例 例1: UTF-8 から Shift-JIS に変換 1 echo "こんにちは" | iconv -f UTF-8 -t SHIFT-JIS 実行結果: 1 (Shift-JIS形式で出力) UTF-8で書かれた日本語をShift-JISに変換。 例2: Shift-JIS から UTF-8 に変換 1 iconv -f SHIFT-JIS -t UTF-8 input.txt 実行結果: 1 (UTF-8形式で出力) 古いファイルを現代的なUTF-8に変換。 例3: 出力ファイルに保存 1 iconv -f SHIFT-JIS -t UTF-8 -o output.txt input.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 447 文字 · 須藤権限

columnコマンド

はじめに こんにちは!今回はcolumnコマンドについて解説します。 columnは、テキストをカラムで整列させるコマンドです。複雑なテキストをスッキリと見やすくフォーマットしてくれます。「出力がぐちゃぐちゃで読みにくい」という時に活躍。 スクリプトの出力を整形したり、logやcsv、passwd ファイル などを読みやすくしたりするのに超便利ですよ。 columnコマンドとは columnは、入力データをカラム(列)単位で整列して表示する外部コマンドです。“column"は「列」という意味ですね。 区切り文字で区切られたデータを適切に整列させて、見やすいテーブル形式で出力します。スクリプト出力やログファイルの整形に最適です。 基本構文 1 column [オプション] [ファイル] ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -t タブ区切りとして扱う -s 区切り文字を指定 -x 複数列を使用(ワイドモード) -J JSON フォーマット出力 -c 出力幅を指定 使用例 例1: 基本的な整列 1 2 3 4 5 6 cat << 'EOF' | column name age city Alice 25 Tokyo Bob 30 Osaka Charlie 35 Kyoto EOF 実行結果: 1 2 3 4 name age city Alice 25 Tokyo Bob 30 Osaka Charlie 35 Kyoto スペース区切りが自動的に整列されます。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 480 文字 · 須藤権限

vimdiffコマンド

はじめに こんにちは!今回はvimdiffコマンドについて解説します。 vimdiffは、2つ以上のファイルを並べて比較できるコマンドです。vim エディタの比較機能を使ったもの。「このファイル、何が違うんだろう?」という時に、ビジュアルに差分を確認できます。 プログラム開発やコンフィグ変更時の差分確認に超便利。バージョン管理の前にもよく使いますよ。 vimdiffコマンドとは vimdiffは、複数のファイルをVimエディタで並べて比較表示する外部コマンドです。diffコマンドのテキスト出力と違って、ビジュアルに差分がハイライトされます。 Vimの強力な編集機能を使いながら差分確認ができるので、単なる比較にとどまらず、その場で修正することも可能です。 基本構文 1 vimdiff [オプション] ファイル1 ファイル2 [ファイル3 ファイル4 ...] 複数のファイルを比較することも可能です(最大4個まで推奨)。 主なオプション オプション 説明 -d diffモード(vimdiffと同じ) -R 読み取り専用モード -u vimrc ファイルを指定 +[コマンド] 起動時にVimコマンドを実行 使用例 例1: 2つのファイルを比較 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 cat << 'EOF' > /tmp/file1.txt line 1 line 2 line 3 EOF cat << 'EOF' > /tmp/file2.txt line 1 line 2 modified line 3 line 4 EOF vimdiff /tmp/file1.txt /tmp/file2.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 339 文字 · 須藤権限

revコマンド

はじめに こんにちは!今回はrevコマンドについて解説します。 revは、行の文字を逆順で表示するコマンドです。tacはファイルの行順を反転させるけど、revは行内の文字を反転させる感じ。「文字列を反転させたい」「テキストを逆向きにしたい」という時に活躍します。 使う頻度は少なめですが、テキスト加工やテスト、データ変換の時に意外と役立つコマンドですよ。 revコマンドとは revは、ファイルの各行を文字単位で逆順に出力する外部コマンドです。“reverse"の略ですね。 各行の最後の文字が最初に表示され、最初の文字が最後に表示されます。つまり「各行を左右反転する」ようなイメージです。 基本構文 1 rev [オプション] [ファイル名] ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -h ヘルプを表示 -V バージョンを表示 revはシンプルで、オプションはほぼありません。 使用例 例1: 基本的な使い方 1 echo "Hello World" | rev 実行結果: 1 dlroW olleH 文字が逆順で表示されます。 例2: 複数行を逆順にする 1 echo -e "ABC\nDEF\nGHI" | rev 実行結果: 1 2 3 CBA FED IHG 各行が独立して逆順になります。 例3: ファイルを指定して処理 1 2 3 4 5 6 7 cat << 'EOF' > /tmp/text.txt apple banana cherry EOF rev /tmp/text.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 307 文字 · 須藤権限

tacコマンド

はじめに こんにちは!今回はtacコマンドについて解説します。 tacは、ファイルの行を逆順で表示するコマンドです。“cat"の逆ですね。「ログファイルの最後の方から見たい」「ファイルを逆順にしたい」という時に活躍します。 ログの最新エントリから確認する、ファイルの行順を反転させるなど、意外と役立つコマンドですよ。 tacコマンドとは tacは、ファイルの内容を逆順で出力する外部コマンドです。“tac” = “cat"を逆にした造語ですね。 catがファイルの内容を最初から最後まで表示するのに対して、tacは最後の行から最初の行に向かって表示します。ログファイルの最新部分を素早く確認する時に便利です。 基本構文 1 tac [オプション] [ファイル名] ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -b 区切り文字をセパレータの前に付ける -r REGEXを区切りとして使用 -s セパレータ(区切り文字)を指定 使用例 例1: ファイルを逆順で表示 1 2 3 4 5 6 7 8 9 cat << 'EOF' > /tmp/numbers.txt 1 2 3 4 5 EOF tac /tmp/numbers.txt 実行結果: 1 2 3 4 5 5 4 3 2 1 ファイルが逆順で表示されます。 例2: ログファイルの最後から確認 1 tac /var/log/syslog | head -20 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 410 文字 · 須藤権限

exprコマンド

はじめに こんにちは!今回はexprコマンドについて解説します。 exprは、数学式や文字列操作の式を評価するコマンドです。シェルスクリプトで計算や文字列操作をする時に活躍します。 古いスクリプトによく出てくるコマンドですね。 exprコマンドとは exprは、数式や文字列操作を評価して結果を返す外部コマンドです。 主な機能: 数値計算 - 足し算、引き算、掛け算、割り算 比較演算 - 大小比較、等号比較 文字列操作 - 文字列の抽出、置換、長さの取得 正規表現マッチ - パターンマッチングと抽出 論理演算 - AND、OR、NOT スクリプトで値を計算したり、文字列を処理したりするのに便利です。 基本構文 1 expr 式 複数の項や演算子を空白で区切ります。 主なオプション 演算子 説明 例 + 足し算 expr 10 + 5 - 引き算 expr 10 - 3 * 掛け算 expr 10 '*' 5 / 割り算 expr 20 / 4 % 余り expr 20 % 3 = 等号 expr 10 = 10 != 不等号 expr 10 != 5 < より小さい expr 5 < 10 <= 以下 expr 5 '<=' 10 > より大きい expr 10 '>' 5 >= 以上 expr 10 '>=' 5 使用例 例1: 簡単な足し算 1 expr 10 + 5 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 421 文字 · 須藤権限

bcコマンド

はじめに こんにちは!今回はbcコマンドについて解説します。 bcは、任意精度の計算(big number 計算)ができるコマンドです。シェルの組み込み計算では対応できない、小数点が多い計算や高精度が必要な計算に活躍します。 数値計算が必要な時には、めっちゃ便利ですよ。 bcコマンドとは bcは、任意精度の言語による計算と処理を行う外部コマンドです。 主な特徴: 高精度計算 - 小数点以下の桁数を自由に設定 大きな数値対応 - シェルの計算限界を超える 関数サポート - sin、cos、sqrt(平方根)など ループ・条件判定 - 簡単なプログラミング可能 進数変換 - 2進数、16進数などの変換 電卓よりはるかに高機能で、複雑な計算を簡単に実行できます。 基本構文 1 echo "計算式" | bc [オプション] または、対話モードで実行: 1 bc [オプション] 主なオプション オプション 説明 -l 数学ライブラリを読み込む(sinなど) -w 警告を表示 -q 起動メッセージを表示しない -v バージョンを表示 使用例 例1: 基本的な計算 1 echo "2 + 3" | bc 実行結果: 1 5 シンプルな足し算。 例2: 小数計算 1 echo "10 / 3" | bc 実行結果: 1 3 デフォルトは整数計算。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 316 文字 · 須藤権限

printfコマンド

はじめに こんにちは!今回はprintfコマンドについて解説します。 printfは、フォーマットを指定して出力するコマンドです。C言語のprintfと同じような機能を持っていて、めっちゃ便利ですよ。 echoよりも柔軟な出力ができるので、スクリプトやログ出力で活躍します。 printfコマンドとは printfは、指定されたフォーマット文字列に従って、整形されたテキストを出力する組み込みコマンドです。 主な特徴: フォーマット指定 - %d(整数)、%s(文字列)、%f(浮動小数点数)など エスケープシーケンス対応 - \n(改行)、\t(タブ)など パディング・精度制御 - 桁数や小数点以下の桁数を指定可能 複数引数対応 - 複数の値を一度にフォーマット出力 echoと違って改行を自動で入れないので、より細かい制御ができます。 基本構文 1 printf フォーマット文字列 [引数1] [引数2] ... フォーマット文字列に%で始まる形式指定子を含めます。 主なオプション フォーマット 説明 %s 文字列 %d 整数(10進数) %x 16進数(小文字) %X 16進数(大文字) %f 浮動小数点数 %e 指数表記 %c 1文字 %% リテラルな% パディング・精度: 形式 説明 %5s 5文字分の幅で右寄せ %-5s 5文字分の幅で左寄せ %05d 5桁の整数(0パディング) %.2f 小数点以下2桁 使用例 例1: 基本的な文字列出力 1 printf "Hello, World!\n" 実行結果: 1 Hello, World! 最もシンプルな使い方。\nで改行します。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 350 文字 · 須藤権限

ftpコマンド

はじめに こんにちは!今回はftpコマンドについて解説します。 ftpはFile Transfer Protocolを使用してファイルを転送するコマンドです。リモートサーバーとの間でファイルをアップロード・ダウンロードする時に使う、昔ながらの通信プロトコルですね。 SSHやSCPが登場する前からあって、今でも使われているんです。セキュリティ的にはSSHの方が優れていますが、シンプルなファイル転送にはまだまだ活躍しています。 ftpコマンドとは ftpは、FTP(File Transfer Protocol)を使用してリモートサーバーとファイルをやり取りする外部コマンドです。“file transfer protocol"の略ですね。 インタラクティブ形式で、ユーザーがコマンドを入力しながらサーバーに接続し、ファイルのアップロード・ダウンロード・削除などの操作ができます。ログインして、ファイルを選んで転送するという対話的なインターフェースが特徴です。 基本構文 1 ftp [オプション] [ホスト名またはIPアドレス] ホスト名を指定した場合、そのサーバーへの接続を試みます。指定しない場合は、openコマンドで後から接続先を指定できます。 主なオプション オプション 説明 -v 詳細表示(verbose) -n 自動ログインを使用しない -i インタラクティブプロンプトを無効化 -d デバッグモード -g グローバルファイル名展開を無効化 使用例 例1: サーバーに接続 1 ftp ftp.example.com 実行結果: 1 2 3 Connected to ftp.example.com. 220 Welcome to FTP Server Name (ftp.example.com:user): ftp.example.comに接続します。ユーザー名の入力を求められます。 例2: ユーザー名とパスワードでログイン 1 2 3 4 ftp> user myusername 331 Please specify the password. Password: 230 Login successful. ユーザー名を入力してログインします。パスワードは表示されません。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 374 文字 · 須藤権限

seqコマンド

はじめに こんにちは!今回はseqコマンドについて解説します。 seqは連続した数字を出力するコマンドです。スクリプトでループを使う時とか、連番ファイルを作る時とか、めっちゃ便利ですよ。 「シーケンス」の略で、「1から100まで出力してほしい」みたいな数字の列を簡単に作れます。 seqコマンドとは seqは、指定された範囲の数字を順番に出力する外部コマンドです。 シンプルですが、シェルスクリプトでのループや、テスト用のデータ生成に活躍します。開始値、終了値、増分を指定できるので、柔軟に数字の列を作れるんです。 基本構文 1 seq [オプション] [開始値] [増分] [終了値] 開始値と増分は省略できます。省略した場合は開始値が1、増分が1になります。 主なオプション オプション 説明 -f FORMAT 出力形式を指定(printf形式) -s SEP 区切り文字を指定(デフォルトは改行) -w 桁数を揃える(ゼロパディング) 使用例 例1: 1から10までを出力 1 seq 10 実行結果: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 最もシンプルな使い方。終了値だけを指定すると、1から指定値まで出力されます。 例2: 指定範囲を出力 1 seq 5 15 実行結果: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 開始値と終了値を両方指定できます。この場合は5から15までが出力されます。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 400 文字 · 須藤権限