fold

はじめに こんにちは!今回はfoldコマンドについて解説します。 foldは長すぎるテキスト行を指定した幅で折り返すコマンドです。長い1行を複数行に分割する時に超便利! メール本文を80文字幅で表示したり、古いターミナルに対応させたりする時に活躍するコマンドなので、これを機にマスターしちゃいましょう! foldコマンドとは foldは、入力ファイルの行を指定された文字幅で折り返して出力する外部コマンドです。 例えば、1000文字の長い行があった場合、fold -w 80を使えば80文字ごとに行を分割できます。テキストメールやレポートを一定幅で整形したい時に重宝します。 基本構文 1 fold [オプション] [ファイル...] ファイルを指定しない場合は標準入力から読み込みます。 主なオプション オプション 説明 -w 折り返し幅を指定(デフォルトは80) -b バイト単位で折り返す -s 単語の途中では折り返さない(スペースで折り返す) -c マルチバイト文字を1文字として扱う(GNU拡張) 使用例 例1: デフォルト幅(80文字)で折り返し 1 2 echo "This is a very long line that contains so much text \ that it will exceed the eighty character width." | fold 実行結果: 1 2 3 This is a very long line that contains so much text that it will d efinitely exceed the default width of eighty characters when displa yed on a terminal. デフォルトの80文字幅で折り返されます。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 370 文字 · 須藤権限

tee

はじめに こんにちは!今回はteeコマンドについて解説します。 teeは標準入力を受け取って、それをファイルに保存しながら、同時に標準出力に表示するコマンドです。パイプの途中で出力を保存したい時に超便利! 複雑なパイプラインでも途中結果を確認したい時に活躍するコマンドなので、これを機にマスターしちゃいましょう! teeコマンドとは teeは、標準入力からデータを読み込んで、指定したファイルに書き込みながら、同時に標準出力に出力する外部コマンドです。“tee"は配管のTの形から来た命名ですね。 パイプの途中で途中結果をファイルに保存する必要がある時に重宝します。複数ファイルに同時に保存することもできます。 基本構文 1 コマンド | tee [オプション] ファイル [ファイル ...] パイプで標準出力を受け取り、指定したファイルに保存します。 主なオプション オプション 説明 -a ファイルに追記(上書きしない) -i 割り込み信号(SIGINT)を無視 -p 割り込み信号を無視(GNU拡張) -u バッファを使わない(出力を即座に反映) 使用例 例1: パイプの途中結果をファイルに保存 1 cat /etc/passwd | tee users.txt | wc -l 実行結果: 1 42 ファイルは保存されつつ、同時にwc -lの結果も表示されます。 例2: 複数ファイルに保存 1 echo "Hello World" | tee file1.txt file2.txt file3.txt 実行結果: 1 Hello World 3つのファイルに同時に内容を保存できます。 例3: ファイルに追記する 1 echo "New Line" | tee -a existing.txt 実行結果: 1 New Line -aオプションで既存ファイルに追記します。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 380 文字 · 須藤権限

tr

はじめに こんにちは!今回はtrコマンドについて解説します。 trはテキスト内の文字を変換したり削除したりするコマンドです。大文字を小文字に変換したり、特定の文字を別の文字に置き換えたり、超便利なコマンドですね。 テキスト処理をする時にめっちゃ活躍するので、これを機にマスターしちゃいましょう! trコマンドとは trは、標準入力からテキストを受け取って、指定された文字を変換・削除して標準出力に出力する外部コマンドです。“translate"の略ですね。 パイプで他のコマンドと組み合わせて使用することが多く、テキスト処理の強い味方です。正規表現には対応していませんが、シンプルな文字変換であればtrの方が高速です。 基本構文 1 tr [オプション] 変換元 [変換先] 変換元は置き換えたい文字、変換先は置き換え後の文字です。 主なオプション オプション 説明 -d 文字を削除(変換先を指定しない) -s 連続する同じ文字を1つにまとめる -c 変換元の補集合を使用(指定した文字以外を対象) -C -cと同じ(互換性オプション) -t -dと-sが同時に指定された時に変換先をスキップ 使用例 例1: 小文字を大文字に変換 1 echo "hello world" | tr a-z A-Z 実行結果: 1 HELLO WORLD a-zは小文字全体、A-Zは大文字全体を表します。最も基本的な使い方です。 例2: 大文字を小文字に変換 1 echo "HELLO WORLD" | tr A-Z a-z 実行結果: 1 hello world 大文字から小文字への変換も同じやり方です。 例3: 特定の文字を別の文字に置き換え 1 echo "hello world" | tr o 0 実行結果: 1 hell0 w0rld o(オー)を0(ゼロ)に置き換えます。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 358 文字 · 須藤権限

Head - ファイルの先頭行を表示する

はじめに こんにちは!今回はheadコマンドについて解説します。 headはファイルの先頭行を表示するコマンドです。ログファイルの最初の内容を確認したり、大きなファイルの構造を把握したり、毎日使う超基本的なコマンドですね。 「ファイルの最初だけ見る」って感じです。tailと対になるコマンドで、どちらもよく使います。 headコマンドとは headは、ファイルの先頭の行を表示する外部コマンドです。デフォルトでは最初の10行を表示します。 大きなファイル(ログファイルやデータファイル)の中身を確認する時に便利。全部読み込む必要がなく、サッと先頭だけ見られます。複数ファイルにも対応しており、それぞれのファイル名とともに内容が表示されます。 基本構文 1 head [オプション] ファイル名 ファイルの先頭行を表示します。デフォルトでは最初の10行が表示されます。 主なオプション オプション 説明 -n NUM 最初のNUM行を表示(デフォルト: 10) -n +NUM NUM行目以降を全て表示 -c NUM 最初のNUMバイトを表示 -q ファイル名ヘッダを表示しない(quiet) -v 常にファイル名ヘッダを表示(verbose) 使用例 例1: 基本的な使い方(先頭10行) 1 head /etc/passwd 実行結果: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 root:x:0:0:root:/root:/bin/bash daemon:x:1:1:daemon:/usr/sbin:/usr/sbin/nologin bin:x:2:2:bin:/bin:/usr/sbin/nologin sys:x:3:3:sys:/sys:/usr/sbin/nologin sync:x:4:65534:sync:/bin:/bin/sync games:x:5:60:games:/usr/games:/usr/sbin/nologin man:x:6:12:man:/usr/share/man:/usr/sbin/nologin lp:x:7:4:lp:/var/spool/lpd:/usr/sbin/nologin mail:x:8:8:mail:/var/mail:/usr/sbin/nologin news:x:9:9:news:/var/spool/news:/usr/sbin/nologin デフォルトで最初の10行を表示します。 例2: 指定した行数を表示 1 head -n 5 /etc/passwd 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 509 文字 · 須藤権限

Wc - 行数・単語数・文字数をカウントする

はじめに こんにちは!今回はwcコマンドについて解説します。 wcはファイルの行数・単語数・文字数をカウントするコマンドです。ログファイルのサイズを確認したり、テキストデータの統計情報を調べたり、毎日使う超基本的なコマンドですね。 「ファイルの大きさを数える」って感じです。便利で使用頻度は高いですよ。 wcコマンドとは wcは、ファイルの行数・単語数・文字数(バイト数)を表示する外部コマンドです。“word count"の略ですね。 行数、単語数、バイト数などを一度に表示できます。複数ファイルに対応しており、合計も自動的に計算されます。パイプで標準入力から読み込むこともでき、他のコマンドとの組み合わせで非常に強力です。 基本構文 1 wc [オプション] ファイル名 ファイルの行数・単語数・文字数をカウント。デフォルトでは「行数 単語数 文字数 ファイル名」の順に表示されます。 主なオプション オプション 説明 -l 行数のみ表示(lines) -w 単語数のみ表示(words) -c バイト数のみ表示(bytes) -m 文字数のみ表示(chars) -L 最長行の長さを表示 --files0-from FILE ファイルリストをNUL区切りで読み込む 使用例 例1: 基本的な使い方(全てカウント) 1 wc /etc/passwd 実行結果: 1 41 102 2342 /etc/passwd 行数: 41、単語数: 102、文字数: 2342。デフォルトで全て表示されます。 例2: 行数のみ表示 1 wc -l /etc/passwd 実行結果: 1 41 /etc/passwd ファイルの行数が41行であることが分かります。最も使用頻度の高いオプション。 例3: 単語数のみ表示 1 wc -w file.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 398 文字 · 須藤権限

Xargs - 標準入力から引数を構築するコマンド

はじめに こんにちは!今回はxargsコマンドについて解説します。 xargsは標準入力から引数を構築して、別のコマンドに渡すコマンドです。findやgrepの結果を他のコマンドで処理したり、大量のファイルを一括操作したり、日々の運用を効率化する強力なコマンドですね。 「パイプの後ろでファイル名を受け取る」って感じです。実は複雑に見えますが、慣れると超便利ですよ。 xargsコマンドとは xargsは、標準入力から読み込んだ行をコマンドの引数に変換して実行する外部コマンドです。 通常のパイプ(|)は標準入力としてテキストを受け渡しますが、xargsはそれをコマンドの引数に変換します。find、grep、echoなどの結果をファイル名として他のコマンドに渡したい場合に非常に便利。大量のファイル操作を効率的に行えます。 基本構文 1 xargs [オプション] コマンド 標準入力から引数を読み込んで、指定したコマンドに渡します。デフォルトでは標準入力の各行が引数になります。 主なオプション オプション 説明 -I {} 占有文字列(デフォルト: スペース区切り) -n NUM 1回に渡す引数の最大個数 -d DELIM 区切り文字を指定(デフォルト: スペース/改行) -0 NUL文字で区切られた入力を処理 -p 実行前に確認を取る(prompt) -r 標準入力が空の場合は実行しない -t 実行するコマンドを表示 --no-run-if-empty 入力がない場合は実行しない 使用例 例1: findの結果をrmで削除 1 find . -name "*.tmp" | xargs rm 実行結果: 1 (マッチしたすべての.tmpファイルが削除される) 最も一般的な使い方。findで見つけたファイルをrmで一括削除。 例2: 確認付きで削除(-p オプション) 1 find . -name "*.tmp" | xargs -p rm 実行結果: 1 rm file1.tmp file2.tmp ? -pで実行前に確認。危険な操作の時に便利。 ...

2026年1月3日 · 3 分 · 529 文字 · 須藤権限

tailコマンド

はじめに こんにちは!今回はtailコマンドについて解説します。 tailはファイルの末尾を表示するコマンドです。ログファイルの最新情報を確認するときに、めっちゃよく使います。 「ファイルの最後の部分を見たい」ってときに便利。ログ監視の基本コマンドですね。 tailコマンドとは tailは、ファイルの最後の行を表示する外部コマンドです。デフォルトでは最後の10行を表示します。 アプリケーションやシステムのログファイルは容量が大きいことが多いので、tailで最新のログだけを確認します。-fオプションでリアルタイム監視も可能な、便利なコマンドです。 基本構文 1 tail [オプション] ファイル デフォルトではファイルの最後の10行を表示します。 主なオプション オプション 説明 -n 行数 表示する行数を指定(デフォルト10) -f ファイルを監視(追記されたら表示) -F -fと同様(削除・回転されたファイルも追跡) -c バイト 最後のバイト数を表示 -q ファイル名を表示しない --pid=PID プロセスが終了したら監視を中止 使用例 例1: 基本的なtail 1 tail /var/log/syslog 実行結果: 1 2 3 Jan 3 10:15:22 server kernel: [12345.678901] Out of memory: Kill process Jan 3 10:15:23 server kernel: [12345.679001] Killed process 5678 (python) (最後の10行が表示される) ログファイルの最後の10行を表示。 例2: 表示行数を指定 1 tail -n 20 /var/log/syslog 実行結果: ...

2026年1月3日 · 2 分 · 286 文字 · 須藤権限

lessコマンド

はじめに こんにちは!今回はlessコマンドについて解説します。 lessはテキストファイルを1ページずつ表示するコマンドです。ログファイルの確認、設定ファイルの閲覧、長いテキストの読み込みなど、毎日使う超基本的なコマンド。 「catより便利」って感じですね。ファイルが大きくても、サクサク閲覧できます。 lessコマンドとは lessは、テキストファイルをページング表示する外部コマンドです。ファイル全体をメモリに読み込まず、必要な部分だけを表示するため、大きなファイルでも軽快に動作します。 moreの改良版で、より多くの機能を提供。検索、ジャンプ、複数ファイルの閲覧など、ファイル確認時の最強の味方ですね。 基本構文 1 less [オプション] ファイル名 標準入力からのデータも受け取れます。 主なオプション オプション 説明 -N 行番号を表示 -S 長い行を切り詰め -i 検索で大文字・小文字を区別しない -x NUM タブを NUM スペースで表示 +NUM NUM行目から表示開始 +/パターン パターンが見つかった行から表示 使用例 例1: ファイルを表示 1 less /etc/passwd 実行結果: 1 (ファイル内容が1ページずつ表示される) ファイルを表示してスペースキーで次ページへ。 例2: 行番号付きで表示 1 less -N /var/log/syslog 実行結果: 1 2 1 Jan 3 10:00:00 ubuntu kernel: ... 2 Jan 3 10:00:01 ubuntu kernel: ... 行番号があると便利ですね。 ...

2026年1月3日 · 2 分 · 268 文字 · 須藤権限

hexdumpコマンド

はじめに こんにちは!今回はhexdumpコマンドについて解説します。 hexdumpはファイルの内容を16進数(HEX)で表示するコマンドです。バイナリファイルを確認したり、ファイルの内部構造を調査したり、データが正しく保存されているか検証したりするときに使います。 「ファイルの中身を16進数で見る」って感じのコマンドですね。デバッグやセキュリティ調査でめっちゃ便利ですよ。 hexdumpコマンドとは hexdumpは、ファイルの内容を16進数形式で表示する外部コマンドです。“hexadecimal dump"の略ですね。 バイナリファイルのダンプ表示、ファイルの整合性確認、プロトコル解析など、低レベルのデータ操作が必要な時に活躍します。複数の表示形式(16進数、8進数、10進数、ASCII)に対応していて、かなり柔軟に使えます。 基本構文 1 hexdump [オプション] ファイル名 ファイルの内容を16進数で表示します。標準入力からのデータも受け取れます。 主なオプション オプション 説明 -C 標準的な16進数+ASCII表示(最もよく使う) -x 2バイト単位の16進数表示 -b 1バイト単位の8進数表示 -d 2バイト単位の10進数表示 -v すべての行を表示(同じパターンも表示) -n NUM 最初のNUMバイトのみダンプ -s OFFSET OFFSETバイト目からダンプ開始 -A x アドレス部分を16進数表示 -A d アドレス部分を10進数表示 -A o アドレス部分を8進数表示 使用例 例1: 基本的なHEXダンプ表示 1 echo "Hello" | hexdump -C 実行結果: 1 2 00000000 48 65 6c 6c 6f 0a |Hello.| 00000006 Helloの内容を16進数で表示。各バイトが16進数で、右側にASCII表示が出ます。0aは改行コードですね。 例2: ファイル全体をダンプ 1 hexdump -C /etc/hostname 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 448 文字 · 須藤権限

diff - ファイルの差分を比較する

はじめに こんにちは!今回はdiffコマンドについて解説します。 diffは2つのファイルの差分(違い)を表示するコマンドです。“difference"の略ですね。 設定ファイルを編集する前後で何が変わったのか確認したい、複数のバージョンのファイルを比較したい、そんな時に活躍します。プログラマーやシステム管理者にとって、ファイル管理の基本ツールですよ。 diffコマンドとは diffは、2つのファイルやディレクトリを比較し、その差分を表示する外部コマンドです。 どの行が削除され、どの行が追加されたのかを明確に表示します。ファイルのバージョン管理、設定変更の追跡、パッチファイルの生成など、ソフトウェア開発では欠かせないコマンドです。 主な用途: 2つのファイルの差分表示 設定ファイルの変更確認 ディレクトリ間の差分確認 パッチファイルの生成 基本構文 1 diff [オプション] ファイル1 ファイル2 2つのファイルを指定して、差分を表示します。ディレクトリも指定可能です。 主なオプション オプション 説明 -u ユニファイド形式で表示(最も読みやすい) -c コンテキスト形式で表示 -b 行末の空白の違いを無視 -w すべての空白を無視 -i 大文字・小文字の違いを無視 -r ディレクトリを再帰的に比較 -q 差分の有無のみ表示 -y サイドバイサイド形式で表示 --color 色付き表示 使用例 例1: 基本的な差分表示 1 diff file1.txt file2.txt 実行結果: 1 2 3 4 5 6 1c1 < Hello World --- > Hello Linux 3a4 > Welcome デフォルト形式で差分を表示します。<は最初のファイル、>は2番目のファイルの内容です。 例2: ユニファイド形式で表示(推奨) 1 diff -u file1.txt file2.txt 実行結果: ...

2026年1月3日 · 3 分 · 565 文字 · 須藤権限