はじめに
こんにちは!今回はaddgroupコマンドについて解説します。
addgroupは、Linuxシステムに新しいグループを追加するコマンドです。ファイルやディレクトリへのアクセス権限を複数のユーザーで共有したいときに使います。
ユーザー管理の基本中の基本ですね。これ超重要です!
addgroupコマンドとは
addgroupは、Debian系Linuxの外部コマンドです。
/etc/groupファイルにグループエントリを追加します。複数のユーザーを同じグループに所属させることで、ファイルやディレクトリのアクセス権限を効率的に管理できます。
対になるdelgroupコマンドと一緒に使って、グループを管理します。
基本構文
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GROUPNAMEには、追加するグループの名前を指定します。
主なオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
--gid GID |
グループID(GID)を指定 |
--system |
システムグループとして作成 |
--quiet |
詳細メッセージを表示しない |
使用例
例1: 基本的なグループ作成
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実行結果:
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developersという新しいグループが作成されます。GIDは自動で割り当てられます。
例2: グループの確認
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実行結果:
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新しく作成されたグループが/etc/groupファイルに登録されています。
例3: GIDを指定してグループ作成
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実行結果:
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GIDを2000と明示的に指定してグループを作成します。
例4: ユーザーをグループに追加
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実行結果:
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既存ユーザーをグループに追加します。
例5: 複数ユーザーをグループに追加
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実行結果:
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複数のユーザーを同じグループに追加します。
例6: グループ情報の詳細確認
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実行結果:
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グループに属するユーザー一覧を確認できます。
例7: システムグループの作成
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実行結果:
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システムグループとして作成(GIDは100-999の範囲)。
例8: ディレクトリのグループ権限設定
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実行結果:
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グループが所有するディレクトリを作成し、グループメンバーが読み書き実行可能にします。
Tips・注意点
rootユーザーのみが実行可能
グループの作成にはroot権限が必要です。通常ユーザーが実行するとパーミッションエラーが発生します。
グループ名の命名規則
グループ名は小文字で始まり、英数字とハイフン、アンダースコアのみを使うことが推奨されます。
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GIDの範囲に注意
- ユーザーグループのGID: 1000以上
- システムグループのGID: 100-999
同じGIDで複数グループを作成しない
GIDは一意である必要があります。既に使用されているGIDは指定できません。
グループ名の重複チェック
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グループが既に存在するか確認できます。
実践的な使い方
Webサーバーユーザーのグループ管理
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Webサーバーディレクトリを複数の管理者で共有する場合。
プロジェクトチームのグループ作成
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プロジェクトメンバー専用の共有ディレクトリをセットアップします。
開発環境での権限管理
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開発環境で複数のツール用グループを作成します。
まとめ
addgroupコマンドのポイント:
- Linuxシステムにグループを追加するコマンド
- ファイルやディレクトリへのアクセス権限を効率的に管理
addgroup グループ名で基本的な使用--gidオプションでGIDを指定可能--systemオプションでシステムグループを作成addgroup ユーザー グループでグループにユーザーを追加- よく使う組み合わせ:
addgroup groupname→addgroup username groupname→chgrp
Linuxのアクセス制御の基本となるグループ管理。プロジェクトチームやシステム管理を効率的に進めるために、グループの作成と管理をしっかり習慣にしましょう!