はじめに
こんにちは!今回はcolumnコマンドについて解説します。
columnは、テキストをカラムで整列させるコマンドです。複雑なテキストをスッキリと見やすくフォーマットしてくれます。「出力がぐちゃぐちゃで読みにくい」という時に活躍。
スクリプトの出力を整形したり、logやcsv、passwd ファイル などを読みやすくしたりするのに超便利ですよ。
columnコマンドとは
columnは、入力データをカラム(列)単位で整列して表示する外部コマンドです。“column"は「列」という意味ですね。
区切り文字で区切られたデータを適切に整列させて、見やすいテーブル形式で出力します。スクリプト出力やログファイルの整形に最適です。
基本構文
|
|
ファイル名を指定しないと標準入力から読み込みます。
主なオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
-t |
タブ区切りとして扱う |
-s |
区切り文字を指定 |
-x |
複数列を使用(ワイドモード) |
-J |
JSON フォーマット出力 |
-c |
出力幅を指定 |
使用例
例1: 基本的な整列
|
|
実行結果:
|
|
スペース区切りが自動的に整列されます。
例2: タブ区切りで処理
|
|
実行結果:
|
|
タブ区切りをきれいに整列。
例3: CSV形式を整形
|
|
実行結果:
|
|
カンマ区切りをテーブル形式に。
例4: /etc/passwd を見やすく
|
|
実行結果:
|
|
passwd ファイルを読みやすくフォーマット。
例5: コマンド出力を整形
|
|
実行結果:
|
|
ls の出力を整形。
例6: df コマンドの出力を見やすく
|
|
実行結果:
|
|
ディスク使用量をテーブルで表示。
例7: ps コマンドの出力を整形
|
|
実行結果:
|
|
プロセス情報を見やすくフォーマット。
例8: 複数列でワイドモード
|
|
実行結果:
|
|
複数列を使ってコンパクト表示。
例9: 制限幅で出力
|
|
実行結果:
|
|
出力幅を制御。
例10: 複雑なテキストを整形
|
|
実行結果:
|
|
複雑なテキストをテーブル化。
Tips・注意点
columnと paste の組み合わせ
|
|
複数ファイルのデータを横並びに整列。
awkと組み合わせ
|
|
抽出後に整形。
ヘッダ行の処理
|
|
ヘッダ行を別に処理する場合。
大容量ファイルの処理
columnは全行をメモリに読み込むため、非常に大きなファイルでは効率が落ちます。
|
|
実践的な使い方
ログファイルを見やすく
|
|
ログの可読性が大幅に向上。
設定ファイル比較
|
|
マウント設定をテーブルで確認。
スクリプト出力の整形
|
|
カスタムレポートを見やすく。
データベースクエリ結果の整形
|
|
データベース出力をテーブル化。
まとめ
columnコマンドのポイント:
- テキストをカラムで整列させる
- 複雑な出力を見やすくフォーマット
-t: タブ区切りとして扱う-s: 区切り文字を指定-x: ワイドモード(複数列)-c: 出力幅を指定- awk、grep、その他コマンドと組み合わせに最適
- よく使う組み合わせ:
column -t,column -s ',' -t
出力がぐちゃぐちゃで読みにくい時は、columnで整形すると、データの構造が一気に明確になります。スクリプト開発やシステム管理の効率アップに間違いなし!